道ばたに 立派に咲いている百合


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 これを見ると 人だって どんなに不遇の人でも立派に大成する人は いるに違いないと思いました。
 花を咲かせるには 土だ、肥料だ、水だと大騒ぎをしている人がいますが、こんな か弱い百合の花が こんな下水のコンクリートの隙間の わずかな土で花をいっぱい咲かせています。

 昔、吉川英治という人がいました。
  ※ 2012.12.10付 理事長ブログ『我以外みなわが師なり』
  ※ 2012.12.21付 理事長ブログ『凧凧凧 良い子 悪い子 なかりけり』

 この人は、昔の小学校も出ないで子供の頃から、奉公(食べさせてもらえるだけで住み込みで働く人など)に出されたりしました。
 そのような人でも働きながら世間に学んで、立派に自分の文学を世間に発表して、世間の評価を得て 国民文化の最高位にある『文化勲章』を受章しました。

 この百合の花はソフィア輝のすぐ近くの車の通りのはげしい道路に咲いています。

 『文化勲章』をやりたいくらいだと思いました。 

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   こんな危険な所に この百合は咲いています

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   人や車に踏みつけられそうな道ばたです

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   力強く根を張っています

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   きれいに咲ききっています




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世界物語(61)
  ヨーロッパ バカンス事情・・・
    白い肌をメチャクチャに焼く

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   イタリア 海沿いの町マナローラ

 日本では お盆休みなどで3~4日の休暇を取るとバカンス気分になったりします。
 しかし、ヨーロッパでは、ずいぶん違うようです。
 バカンスと言ったら、まず1ヶ月は休むそうです。これは有給で雇い主は、これを保証してやらなければなりません。

 かくして、ヨーロッパの観光地には、若い女性たちがあふれています。そして、彼女たちは進んで白い肌を真っ黒に、シミがつくほど、ただれてしまうほど焼きます。

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   暑い日差しの中を歩く
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   混雑
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   このお嬢さんはこれから焼くのでしょう

 これは夏のうちに、たくさんの日光を浴びておこうという、健康面からの事情と、もうひとつには、「私はちゃんとバカンスをとって、リゾート地でおおいに楽しんで来たのよ」という、自慢というか、主張のようです。
 そうでないと、「お嬢さん あなたはバカンスにも行けず貧しい?夏を過ごしていたの。お気の毒にね」と哀れみの目で見られるからと言います。

 ヨーロッパは狭い地域で、地続きですから、国を越えて集まってきます。
 日本人は、あちこち場所を移って旅行しますが、ヨーロッパ人達は1ヶ月とか数週間を1ヶ所でその年のバカンスを過ごします。

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   レストラン
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   名物の青いパスタ

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   高いところから飛びこむ
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 1週間くらいの「海外旅行」で帰ってくる日本人とは大違いですね(笑)


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