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世界旅 物語(64)
ハワイ 夕日ナイトクルーズは満員。
私とChrista嬢は意気投合?(笑)

こちらが Christa 嬢です
ハワイでの一晩は、大きな客船のナイトクルーズでディナーをと思っていたので、現地で予約して行って来ました。
船 (スター オブ ホノルル号) は満員の盛況でした。やはり、日本人が多いようでした。

こんな立派なクルーズ船です

ワイキキ沖を通ります

夕日が沈みます


私たちの右隣のテーブルは、日本人の新婚さんでした。現地で挙式したと言っていました。
左隣は、日本人の中年の夫婦でした。この夫婦は向かい合った席で、ほとんど会話もせずに あまりに静かにしていましたので、何か訳ありなのかなとも思ったほどです。(実際、海外では日本人、外国人を問わず“ワケありそうなカップル”をよく目にします)
さて、このようなレストラン形式のディナーには必ず、現地人の若い女性のメイドさんというか、コンパニオンさんという方が付いて、食事やお酒を運んだりしてくれます。
私たちのテーブル付きは「Christa」(クリスタ)という若い女性です。陽気な現地人です。

Christaの名札です
料理の内容は、海上のディナーということもあってか、ロブスターなど海洋風の料理でした。私は、白ワインを飲んでいました。飲み進むうちに、おかわりが欲しくなり、Christaを呼びました。
ところが、ここで私は面白いことを考えました。
実は 私はこの旅行に際して、事情があって 英語での少し“正確な会話”をする必要があるのではないかと考え、その時の会話の手助けの予備として、『翻訳機』を持って行きました。

すぐれものの翻訳機。とてもコンパクトです。
例えば、「日本語×英語」を設定しておくと、こちらが日本語で話すと、すぐに英語に翻訳されて、画面に英語表示が出て、それがそのままネイティブな英語で発音されます。
それを聞いてすぐ相手が英語で発声して返すと、画面に日本語が示され日本語で話されます。これらの一連の会話が瞬時に交わされる(ということになっている)スグレものです。
私はChristaを呼んでこのしくみを簡単に説明した上で、はいスタートだよと合図をしてから会話を開始します。Christaは面白そうとばかりに笑って聞いています。
「Christa 私は今、もう一杯の白ワインをオーダーします。持って来て下さい」
ところが私の声は最近 ガラガラの上にかすれ声になっていて、まず、正確な日本語として表示されず、従って正しい英語にも発音されませんでした。
しかし、それを聞いてすぐにChristaは急いで自分の理解で英語で応じますが、その結果 画面に翻訳表示された日本語は変に理屈っぽい表現になっていて、どうも最新式のスグレものも この私とChristaとの場合は、翻訳機として正確に機能しているとは言えないものでした。(翻訳機に欠点があるということではなく)
私とChristaは 何?何?とした顔で、大いに笑ってしまいました。
そこで私が思わず、目の前に空になっているワイングラスを指して Christaに 「アナザーワン、プリーズ」(同じものをもう一杯ねっ) と言うとChristaは(翻訳機などを使用しないで)「それを早く言えば良いのに」と大笑いしました。
そんなことで、私とChristaはその場ですっかり盛り上がってしまいました。
南国育ちで情感をあらわに表現するChristaは私の肩を抱いたり、頬をくっつけてきたり。私は家内や隣席の日本人を気にして困惑しきりでした。(どうです この時の顔を見て下さい)笑

さらに、食事や飲酒が進み後半になってくると、主催者のその場の演出で新婚さんが前に出されて、並ばされて、祝福や紹介をされたり、和やかにその場が進行されて、いっそう賑やかになります。

ディナー会場の様子
その時、私はそっと「Christa 聞いていいですか。あなたは独身ですか?」と言うと、「YES!」とChristaはとっても嬉しそうに にっこりして答えました。
その様子からして私は、実は、Christaはとうに結婚していて、子供の2人くらいはいるのではないか。ことさら嬉しそうにしたのは きっと「私 そんなに若く見えるかしら、嬉しいわ」という意味ではないかと内心思ったものでした(笑)
※ 参考までに、昔のブログからパリのセーヌ川 ディナークルーズの様子も入れておきます。
http://jyouyoukairijicyou.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
ハワイ 夕日ナイトクルーズは満員。
私とChrista嬢は意気投合?(笑)

こちらが Christa 嬢です
ハワイでの一晩は、大きな客船のナイトクルーズでディナーをと思っていたので、現地で予約して行って来ました。
船 (スター オブ ホノルル号) は満員の盛況でした。やはり、日本人が多いようでした。

こんな立派なクルーズ船です

ワイキキ沖を通ります

夕日が沈みます


私たちの右隣のテーブルは、日本人の新婚さんでした。現地で挙式したと言っていました。
左隣は、日本人の中年の夫婦でした。この夫婦は向かい合った席で、ほとんど会話もせずに あまりに静かにしていましたので、何か訳ありなのかなとも思ったほどです。(実際、海外では日本人、外国人を問わず“ワケありそうなカップル”をよく目にします)
さて、このようなレストラン形式のディナーには必ず、現地人の若い女性のメイドさんというか、コンパニオンさんという方が付いて、食事やお酒を運んだりしてくれます。
私たちのテーブル付きは「Christa」(クリスタ)という若い女性です。陽気な現地人です。

Christaの名札です
料理の内容は、海上のディナーということもあってか、ロブスターなど海洋風の料理でした。私は、白ワインを飲んでいました。飲み進むうちに、おかわりが欲しくなり、Christaを呼びました。
ところが、ここで私は面白いことを考えました。
実は 私はこの旅行に際して、事情があって 英語での少し“正確な会話”をする必要があるのではないかと考え、その時の会話の手助けの予備として、『翻訳機』を持って行きました。

すぐれものの翻訳機。とてもコンパクトです。
例えば、「日本語×英語」を設定しておくと、こちらが日本語で話すと、すぐに英語に翻訳されて、画面に英語表示が出て、それがそのままネイティブな英語で発音されます。
それを聞いてすぐ相手が英語で発声して返すと、画面に日本語が示され日本語で話されます。これらの一連の会話が瞬時に交わされる(ということになっている)スグレものです。
私はChristaを呼んでこのしくみを簡単に説明した上で、はいスタートだよと合図をしてから会話を開始します。Christaは面白そうとばかりに笑って聞いています。
「Christa 私は今、もう一杯の白ワインをオーダーします。持って来て下さい」
ところが私の声は最近 ガラガラの上にかすれ声になっていて、まず、正確な日本語として表示されず、従って正しい英語にも発音されませんでした。
しかし、それを聞いてすぐにChristaは急いで自分の理解で英語で応じますが、その結果 画面に翻訳表示された日本語は変に理屈っぽい表現になっていて、どうも最新式のスグレものも この私とChristaとの場合は、翻訳機として正確に機能しているとは言えないものでした。(翻訳機に欠点があるということではなく)
私とChristaは 何?何?とした顔で、大いに笑ってしまいました。
そこで私が思わず、目の前に空になっているワイングラスを指して Christaに 「アナザーワン、プリーズ」(同じものをもう一杯ねっ) と言うとChristaは(翻訳機などを使用しないで)「それを早く言えば良いのに」と大笑いしました。
そんなことで、私とChristaはその場ですっかり盛り上がってしまいました。
南国育ちで情感をあらわに表現するChristaは私の肩を抱いたり、頬をくっつけてきたり。私は家内や隣席の日本人を気にして困惑しきりでした。(どうです この時の顔を見て下さい)笑

さらに、食事や飲酒が進み後半になってくると、主催者のその場の演出で新婚さんが前に出されて、並ばされて、祝福や紹介をされたり、和やかにその場が進行されて、いっそう賑やかになります。


ディナー会場の様子
その時、私はそっと「Christa 聞いていいですか。あなたは独身ですか?」と言うと、「YES!」とChristaはとっても嬉しそうに にっこりして答えました。
その様子からして私は、実は、Christaはとうに結婚していて、子供の2人くらいはいるのではないか。ことさら嬉しそうにしたのは きっと「私 そんなに若く見えるかしら、嬉しいわ」という意味ではないかと内心思ったものでした(笑)
※ 参考までに、昔のブログからパリのセーヌ川 ディナークルーズの様子も入れておきます。
http://jyouyoukairijicyou.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
コメントのある方は下記の理事長のメールアドレスへお寄せください。
jyouyoukai2312-blog@yahoo.co.jp
世界旅 物語(63)
開放的なワイキキビーチのホテルレストランで出会った
おちゃめな おばちゃまはfacebook通?

私は今年のお盆に急に思いついて、家内と2人ハワイに行って来ました。
ワイキキの中心部にあるホテルに泊まりました。
ホテルから朝食券が毎日分出ましたので、朝はそれを持ってホテルのレストランへ行きます。
最初の朝はそれほど混んではいませんでした。
ブッフェスタイルですから、テーブルに案内され席が決まったら自分で料理を取りに行きます。(ちなみに日本では よくバイキングと言いますが、これは和製英語なので海外では通じないとされます)
私がさっさと一皿盛ってテーブルに置いて、次の皿を取りに行って、またテーブルに戻って来ると、私の先の料理の皿にプラスチック製の蓋がかぶされています。
これは、しょっちゅうスズメが来て料理をついばむので、それを防止するためにレストランのスタッフが私の料理の皿にかぶせてくれたものだと私にはすぐわかりました。

料理の皿にかけられたプラスチック製の蓋

そこで、私が日本では珍しい光景なので、写真を撮っておこうとスマホを取り出したところ、その時です。
少し離れたテーブルに座っていた外国人旅行客と思しき1人のご婦人が私の所に来て言います。
「このフタは何なの?」(もちろん英語で)笑
私は、着いた翌日なのでまだ英語パターンに慣れていないせいもあって、しかもこんなふうに急に英語で話しかけられることも考えていませんでしたので、少しドギマギしましたが英語で答えます。
「・・・鳥を防ぐためだと思いますが・・・」
ご婦人は、たたみかけるようにさらに私に質問してきます。
「そして、あなたはなぜ写真にそれを撮ろうとしているの?」
よく欧米の小説に、何でも質問してくる少々“おせっかいな”おばさんが出てきますが、どうも“ねんだりこき”(新潟弁で、しつこく何度も聞いてくること)をちょっと連想しました。
そこで私は、丁寧に「はい、私はこれを写真に撮ってフェイスブックにのせようと思っているのです」と言います。
ところが、ご婦人は「??」という顔をします。
どうも私の英語は通じなかったようです。
でも私はすぐ気が付きました。
「facebook」の発音が日本語的にアクセントがなく平坦であったためだと。
よく『英会話』で言葉が通じなかったら、どこでもいいからアクセントを強く発音しなさい。と言われました。
例えば≪どなると通じた マクドナルド≫だそうです(笑)
そこで私は思い切って、【e】の発音を強く気合を入れて(笑)
「fa(´)cebook」と言い直しました。
すると案の定「おお わかったわよ これでしょ」と自分のスマホを開いて facebookのアイコンを示して笑いながら言います。
私も笑いながら「うん、それそれ」なんて同調をします。
でも、私の英語がまったく堪能ではないと判断したのでしょう(笑) それ以上の質問と会話は諦めたように、自分のテーブルに帰って行きました。
私はむしろ、やれやれと安堵しましたが、このご婦人が2人連れであったのに、もう1人のご婦人が料理を取りに行っていて、今 彼女が1人でいることをチャンスと見て、彼女のテーブルの近くまで行って「あなたも一緒にフェイスブックに載せたいと思うので、一枚写真を撮らせてくださいませんか」とカメラを向けますと、一瞬少し考える顔をしましたが、
すぐに「いいわよ」と、とってもいい写真用の顔をしてくれました。

私は「サンキュー」とばかりにそれをカメラにおさめました。
その後、私と家内が食事を続けていると、早く終わったこのご婦人たちが、わざわざ私たちのテーブルに近づいて、脇を通りしなに
「Have a nice day!」(良い一日をねっ)と言ってくれました。
もちろん私は 「ユー ツー !」(あなたたちもねっ)と、これだけは慣れた風に?手を振って応じました(笑)
(楽しいハワイが始まるような予感がしました)
ハワイの風景です。いいでしょ(笑)


向こうにダイヤモンドヘッドが見えます





【日本からハワイのホノルルまで】
※ 3年ぶりに理事長ブログを再開します。よろしくお願いします。
なお、記事はカテゴリごとに分類されています。
例えば「世界旅物語」を続けてご覧になる場合は、このカテゴリから入って記事の末尾にある Next≫ を続けていくと全部見ることができます。
開放的なワイキキビーチのホテルレストランで出会った
おちゃめな おばちゃまはfacebook通?

私は今年のお盆に急に思いついて、家内と2人ハワイに行って来ました。
ワイキキの中心部にあるホテルに泊まりました。
ホテルから朝食券が毎日分出ましたので、朝はそれを持ってホテルのレストランへ行きます。
最初の朝はそれほど混んではいませんでした。
ブッフェスタイルですから、テーブルに案内され席が決まったら自分で料理を取りに行きます。(ちなみに日本では よくバイキングと言いますが、これは和製英語なので海外では通じないとされます)
私がさっさと一皿盛ってテーブルに置いて、次の皿を取りに行って、またテーブルに戻って来ると、私の先の料理の皿にプラスチック製の蓋がかぶされています。
これは、しょっちゅうスズメが来て料理をついばむので、それを防止するためにレストランのスタッフが私の料理の皿にかぶせてくれたものだと私にはすぐわかりました。

料理の皿にかけられたプラスチック製の蓋

そこで、私が日本では珍しい光景なので、写真を撮っておこうとスマホを取り出したところ、その時です。
少し離れたテーブルに座っていた外国人旅行客と思しき1人のご婦人が私の所に来て言います。
「このフタは何なの?」(もちろん英語で)笑
私は、着いた翌日なのでまだ英語パターンに慣れていないせいもあって、しかもこんなふうに急に英語で話しかけられることも考えていませんでしたので、少しドギマギしましたが英語で答えます。
「・・・鳥を防ぐためだと思いますが・・・」
ご婦人は、たたみかけるようにさらに私に質問してきます。
「そして、あなたはなぜ写真にそれを撮ろうとしているの?」
よく欧米の小説に、何でも質問してくる少々“おせっかいな”おばさんが出てきますが、どうも“ねんだりこき”(新潟弁で、しつこく何度も聞いてくること)をちょっと連想しました。
そこで私は、丁寧に「はい、私はこれを写真に撮ってフェイスブックにのせようと思っているのです」と言います。
ところが、ご婦人は「??」という顔をします。
どうも私の英語は通じなかったようです。
でも私はすぐ気が付きました。
「facebook」の発音が日本語的にアクセントがなく平坦であったためだと。
よく『英会話』で言葉が通じなかったら、どこでもいいからアクセントを強く発音しなさい。と言われました。
例えば≪どなると通じた マクドナルド≫だそうです(笑)
そこで私は思い切って、【e】の発音を強く気合を入れて(笑)
「fa(´)cebook」と言い直しました。
すると案の定「おお わかったわよ これでしょ」と自分のスマホを開いて facebookのアイコンを示して笑いながら言います。
私も笑いながら「うん、それそれ」なんて同調をします。
でも、私の英語がまったく堪能ではないと判断したのでしょう(笑) それ以上の質問と会話は諦めたように、自分のテーブルに帰って行きました。
私はむしろ、やれやれと安堵しましたが、このご婦人が2人連れであったのに、もう1人のご婦人が料理を取りに行っていて、今 彼女が1人でいることをチャンスと見て、彼女のテーブルの近くまで行って「あなたも一緒にフェイスブックに載せたいと思うので、一枚写真を撮らせてくださいませんか」とカメラを向けますと、一瞬少し考える顔をしましたが、
すぐに「いいわよ」と、とってもいい写真用の顔をしてくれました。

私は「サンキュー」とばかりにそれをカメラにおさめました。
その後、私と家内が食事を続けていると、早く終わったこのご婦人たちが、わざわざ私たちのテーブルに近づいて、脇を通りしなに
「Have a nice day!」(良い一日をねっ)と言ってくれました。
もちろん私は 「ユー ツー !」(あなたたちもねっ)と、これだけは慣れた風に?手を振って応じました(笑)
(楽しいハワイが始まるような予感がしました)
ハワイの風景です。いいでしょ(笑)


向こうにダイヤモンドヘッドが見えます





【日本からハワイのホノルルまで】
※ 3年ぶりに理事長ブログを再開します。よろしくお願いします。
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