わが家の庭(46)
  またまた異変が!
 赤い曼殊沙華の庭に 白い曼殊沙華が一本出現。



  1
   白い曼殊沙華



   曼殊沙華のするどき象(かたち)夢に見し
  うちくだかれて秋ゆきぬべし
                   坪野哲久



 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)の咲く時期になると、私は いつもこの歌を口ずさみます。
 曼殊沙華は1年のうちに咲く花のなかでも、とりわけ好きな花のひとつです。

 2
  赤い曼殊沙華

 3
  夕方の曼殊沙華


 そこで私は、数年前に庭師さんから曼殊沙華の球根をわけてもらい、庭の隅に植えました。

 年を経るうちに曼殊沙華は増え続け、元の株から、まるで飛び火するように4~5ヶ所に1本、2本と増えました。

 4
  元の株から飛び火したように あちこち咲いている

 5

 6
  曼殊沙華のつぼみ


 曼殊沙華は球根で増えるものである などとネットには出ていますが、私は、そうは思いません。
 現に わが家の庭では、球根など植えていないところに曼殊沙華がすっくと立ち上がって、するどい赤い花を咲かせています。


 ところが、ところが、今年になって、たった1本、白い曼殊沙華が咲いたのです。
 もちろん 白い曼殊沙華の花の球根など植えていません。

 1

 さらに、わが家のあたりの空地などには、赤い曼殊沙華も、白い曼殊沙華も1本も咲いていませんから、よそから風に乗ってやって来たとも思えません。

 前述したように、私が赤い曼殊沙華の球根を求めてきて、私が植えたから、わが家の庭に その翌年から 花が咲き始めたということなのです。


 曼殊沙華は仏典では、「天上の華」とされているということですから、私は、まるで天上から降り立ったかのような わが家の白い曼殊沙華は やはり “吉兆” と見るべきと思っています(笑)。

 ネットでは『彼岸花』の項に以下のように出ています。



  別名「曼殊沙華」“天上の花”という意味。
  おめでたい事が起こる兆しに、 赤い花が天からふってくるという
  仏教の経典による。





--- この間に わが家の庭に咲いた花などを撮ってみました。

 7
  返り咲きの木瓜(ぼけ)の花と瓜のような実

 8
  咲き残っている槿(むくげ)

 9
  槿(むくげ)

 10
  ゆずの実

 11
  名前のわからない実

 12
  庭の番 シーサー

 13
  また出てきた ”美しすぎる” きのこ

 14
  咲き残っている アベリア

 15
  咲き残った バラ

 16
  白い槿(むくげ)と 名前のわからない実

 17
  ヤブラン

 18
  門外のすずなりの銀杏

 19
  かりんの実

 20
   百日紅(さるすべり)




コメントのある方は下記の理事長のメールアドレスへお寄せください。
jyouyoukai2312-blog@yahoo.co.jp