花火大会 昔は良かった新潟川祭り


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 花火大会が盛んです。

 8月は、3日・4日が長岡、5日は新潟、25日は松浜ござれや花火で

す。

 そこで私が、それぞれに寸評を加えますと、次のようになります。

 長岡は、花火は立派だけれどアクセスが悪くて大混雑。

 それが嫌で一回見たら、再度は行く気になれない。

 新潟は街なかで火災などを恐れているのか、花火が小さくて、音が

パンパンといった程度で、周囲もネオンなどで明るくて、花火の醍醐

味がない。 

 松浜ござれやは、広い阿賀野川の河口付近であがるので、見応え

がある。

 暗い夜空に大輪の花火が咲いて、周囲がパーッと明るくなる。

 その後、ドーンと地響きがするくらい大きな音が辺りを轟かす。

 街なかからも近いし、今のところそれほど混雑もしていないので、帰

る時も楽なのが良い・・・とこのようになります。

 でも、ほんとにすばらしかったのは、昔の(昭和30年~45年)何もな

くて暗かった時の新潟の花火でした。当時、川祭りと言っていました。

祭りは8月の22日・23日だったと思います。(これが現在のように8

月初旬に変更されたのは、8月後半になると雨が降る日が多いという

ことだと聞きました)

 昔の川祭りの花火は今になってもなぜ、懐かしく良い印象を持って

思い出せるのでしょうか?

 それは、夜がまだ暗くて、空に星しかなくて、何もない夜空だったか

らです。

 みんなが貧乏とは違っていましたが、贅沢なものは何もありません

でした。

 私は阿賀野川下流に住んでいましたが、花火の夜は阿賀野川の

土手の上に家族ごとに、むしろを敷いて、枝豆やとうきびを食べなが

ら、村中の人が村はずれに出て見ていました。

 新潟の信濃川まで、高いビルなど無く、ネオンも無く、花火が阿賀野

川の土手の上から、小さいけどとても良く見えました。

 遠くの花火の明かりで、周りが少し明るくなって、そして暗くなって、

しばらくしてようやく、ドーンと大きな音がやってきました。


    消えて後 またどんといふ(いう)花火かな
                        會津八一


 これは子供の頃のことで、青年になると、カップルで信濃川の土手

で見たものでした。

 当時の花火は大輪で、「しだれ柳」など二人の肩あたりまで降りてき

て、とても風情がありました。

 花火の思い出は、良い思い出ばかりですが、みんな儚(はかな)かっ

たような気がします(??)


    青玉のしだれ花火のちりかかり
               消ゆる路上を君よいそがむ
                           北原白秋


 どうです。今にはない とても良い情緒でしょう(笑)



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