美術館めぐり(1)
「上野の森美術館」看板に誤解?あり
        【ツタンカーメン展】



 先日、東京に行って、夕方 上野公園を歩いていると、イベントスタッ

フと思われる人たちが、マイクで「ツタンカーメン展です。今なら、まだ

入場できますよ!明日からは大混雑になりますよ!」と呼び込みをし

ていました。

 私は、この次いつ東京に来られるかもわからないので、つい呼び込

みにつられて入ってしまいました。

入場料は3,600円くらいだったと思います。

 高いと思いましたが、あのツタンカーメンの黄金のマスクが見られる

なら 当然と思い入場しました。

 でも、入って見て回ると、あの黄金マスクはどこにもありません。

 タイトルをよく見ると、

 「エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展
               ~黄金の秘宝と少年王の真実~」

としか書いてなくて、「少しヘン」です。

 それに前回45年位前に本物のツタンカーメンの黄金のマスクが来

た時のことなども、おそらく別のところの記述だろうと思うのですが、確

かに私は目にしていましたので、てっきり「本物」が来ていると思って

いたのでした。

 でも、「本物」ではなくて、ツタンカーメンの黄金のマスクに似た、彼

の「おばあさん」の装飾された、棺があったり、彼の内臓の一部を入れ

た、黄金のマスクのような形をして装飾された「入れ物」などもあって、

それらは3300年位前のエジプト王の装飾品で、もちろん実物ですか

ら、それなりに見応えのあるものではありました。

 でも、正直な気持ちとしては、私自身が勘違いしたことではあるでし

ょうが、私は「本物」が来ていると思っていました。

 実は、私は、「ツタンカーメン」の45年ほど前の来日の時に、私は

20歳くらいでしたが、東京で確かに見ました。

 あの黄金のマスクを!!

 その時は本当に感動ものでした。

 さらに私は、3年ほど前にエジプトへ旅行に行って、カイロのエジプト

考古学博物館でツタンカーメンの「本物」の黄金のマスクを見て来まし

た。

 「本物」は棺も3層。棺を入れた「外箱」も3層というものでした。

 「本物」の黄金のマスクは、デザインとしても世界の歴史上、最高の

ものだと思いました。

 ところで、この度の展覧会では、私のような早とちりの慌て者が、私

と同じような勘違いをして入場しないか、少し気になります。

 でも、見た価値としては、今回の展示品であっても、代金以上のもの

が展示されていると思われますので、「まあ、いいっか」というところで

す(笑)


 明日からは、私の、このエジプト旅行のおもしろかったこと、感動した

こと、がっかりしたこと、変わっていたことなどを書いてみたいと思いま

す。



   ツタンカーメン黄金マスク       カノポス
   今回来ていない 黄金のマスク です。           王の内臓が納められていた
                                     黄金のカノポス です。

   チュウヤの人型棺
   ツタンカーメンの曾祖母チュウヤの人物棺です。


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