世界物語⑨ 
   エジプトで大人気!日本の多色ボールペン
 


     0810理事長ブログ



 私がエジプトへ行ったのは、今から3~4年前のことでした。
 当時は旧政権の時代でした。
 それなりに、治安は安定していましたが、街の要所や、行く先々の観光地では小銃を持った兵士たちが、必ず何人か立っていました。
 これを「安全」と見るか「不穏」と見るかです。
 確か10数年位前に、ある観光地の古代斎場跡地で、たまたまそこに居合わせた観光客に向けて、現地の反体制側の暴徒が銃を乱射
したため、多数の観光客が死亡したことがありました。
 そのため、一時期エジプトへの観光客が遠のいたことがありました。
 エジプトは、観光客からの収益が多い国ですから、その収益を守るために直接的に兵士が銃で守るということになったようです。
 私は、エジプトへ行く直前の頃、エジプト人への「ちょっとした」お土産に、日本の多色ボールペンがとても喜ばれると聞きました。
 でも私は「ちょっとした」お土産を、やるようなこともないだろうと思い、特に買い揃えることもなく出発しました。
 ところが、ある遺跡を訪れた時、たまたま同行の人たちと離れて、一人で見て回っていると、そこを警護している兵士たちと目が合いました。
 すると兵士たちは、私が一人でいるのが安心できるのか、笑顔で近づいて来ます。
 そして、エジプト語で、「どこから来た」とか、「一人か」などと話しかけているようですが、私には通じません。
 適当に英語で答えたり、こちらも笑顔で付き合っていますと、何やら手まねで書く素振りのようなことをします。
 その時、私は、日本の多色ボールペンがこの国の人たちに好かれているということを聞いていたので、たまたまその時は兵士も一人でしたので、持っていた3色ボールペンを出して見せますと、うんうんというような顔をしています。
 私は、もう一本予備を持っていたので、その兵士に「あげるよ」と言って出しました。
 すると兵士は「いいのかい」というような顔をして、「ありがとう」というように受け取り、嬉しそうな顔をしてくれました。
 私は、「なるほど。兵士も喜ぶ多色ボールペンか」と、もっと日本から持って来て、あちこちであげれば良かったなあと思いました。
 でも、インク切れになったら、その時は補充もできないから捨てられてしまうのかなぁ(笑)



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