世界物語24 北朝鮮(Ⅶ)
       お城風要塞?窓ひとつない建物


 ある時、わけありのような奇妙な建物に連れて行かれました。
 ピョンヤンからかなり離れた、新潟にしたら、村杉か出湯あたりでしょう。山間地に近いところです。
 バスから降り立つと、そこには立派な鉄筋コンクリート製のお城のような建物が建っていました。
 一見窓はあるように見えますが、すべて絵として描かれたものだと説明がありました。
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 その建物の入口は日本のお城の門のように重厚な鉄製の扉になっています。一人の大人が押してやっと開くほどです。中はもちろん窓ひとつなく、まるで要塞の中を歩くようなものです。
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 そして、広いいくつかの部屋には建国者 金日成が各国の大統領や首相、政治家、経済人、会社などから贈呈を受けたというおびただしい品が飾られてありました。
 例えば、ロールスロイスやベンツなどが何台もありました。
そのほか、宝石や飾り物、絵画などなどたくさんの品が陳列されていました。
日本からのもありました。ある政治家から贈られた博多人形もありました。
高名な作家の日本画もありました。新潟のある会社からとして大きな帆船の模型が展示されていました。
これらは、すべて建国者 金日成がもらったものだが、彼はそれを一つも自分用に使ったことが無い、すべてこのようにいただきものは飾っておいて、人々に公開して見せてあるのだと案内係の女性が誇らしげに言っていました。
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 さらにこの建物の裏の方には、テラス状の物見台のようなものがあって、ここに出ると裏の山側の方に展望が開け、紅葉の山々が眺められます。
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 実際、見事な紅葉が眺められました。このような山には、松茸も出るということも聞きました。
 しかしなんとも、不気味な感じのする建物でした。
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 また、同行の事情通の話しによると、このお城のような建物は、一朝有事の際には、要塞になって内部に政府要人が陣取って、戦闘の指揮をとる軍事要塞なのだと言っていました。
 これも聞けば、さもありなんと納得するようなものでした。


 【23年前の私です】
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