名言至言②
     『白牡丹といふといへども紅ほのか』
           ・・・高浜虚子(たかはま きょし)

                                 ※白牡丹(はくぼたん)、紅(こう)

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     Wikipediaより引用

 純白の白牡丹には、孤高の気品が漂います。
 しかし 近寄ってよく見てみると、どこか ほのかな紅(あか)みがあります。
 思わずにっこり、安心できる暖かさを感じます。
 「水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)」という言葉もありますが、俳句として文学性を持っているこの句には「人事天命」に通じる含蓄(がんちく)があります。
 高浜虚子は、子規門下で「写生」のホトトギス派ですが、「写生」を超えた人間的洞察を感じさせます。
 私は「といふといへども」と たゆとうところが好きです。




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