名言至言④ 『介護はプロの手で
     (家族は愛情をもって見守るだけ)』
         ・・・舛添 要一(ますぞえ よういち)


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  舛添要一さんは、2007年に厚生労働大臣になりました。
 やはり優れたオピニオンリーダーと言うべきでしょう。
 そのずっと以前の1998年に「母に襁褓(むつき:おしめのこと)をあてる時-介護闘いの日々」という自分の介護体験から発した本を出しています。
 当時はまだ介護保険が施行される以前のことでした。(介護保険は2000年からです)
 舛添さんは、九州の福岡出身でここに母親がおられて介護を必要としていたということです。
 毎週のように福岡まで行き、介護をしていたということです。
 その時の苦労や家族間の葛藤の体験から、介護はプロの手に任せて、家族は愛情をもって見守りに徹するべきだという結論に至ったということでしょう。
 介護保険に先駆けて、このような意見を持って本を出版するというのは、やはり世相を見通した慧眼(けいがん:物事の本質を見抜く、鋭い眼力)の持ち主というべきでしょう。
 現に介護保険が施行された当時は、まだいじましくも家族で介護を行うことが愛情の表れという時代で、世間も自分の親の介護をプロの介護事業者に任せた(それどころか、一部を手伝ってもらっても)などと言ったら、批判の的にされるような時代でした。
 このことについては、以前の(5月10日)私のブログ『あなたは誰から介護を受けたいですか』に書いてありますから、ご参考にしていただければありがたいです。
 今日では当たり前とも言われることを世間に先駆けて、堂々と自分の信念を発表したことは、その主張が現今の常識となっていることを考えあげれば正に名言至言であると思います。

【参考】5月10日付 理事長ブログ 『あなたは誰から介護を受けたいですか』


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