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2013.03.06
『NHK スペシャル』「終の住処はどこに-老人漂流社会」④
『NHK スペシャル』
「終の住処はどこに-老人漂流社会」④
常陽会の取り組みは確信的。
こうすれば「サ高住」で最後まで住み続けられる。
常陽会では、新潟市内で「特養」をモデルに小規模多機能型居宅介護、(以下「小規模」)をきなせやシリーズとして、現在12事業所を運営し、今秋にはもう2事業所を増設して、合計14事業所を運営することになっています。
また法基準の改定によって、旧高専賃(旧高齢者賃貸住宅)を2棟、サ高住(サービス付き高齢者賃貸住宅)を現在2棟、今秋にはさらにもう2棟増設し、旧高専賃、現サ高住を高齢者住宅「オードヴィーシリーズ」としてくくり合計6棟運営することになっています。
運営事業者としては、これらの数をもってすれば、現在のところ県下でも先端にあるのではないかと思っています。
さらに、常陽会の特徴はサ高住を定員16名として「小規模」の隣接に建設し、「小規模」と一体にして運営している点です。
サ高住16名プラス「小規模」の泊まり9名と合計すれば25名となり、全員がこの「小規模」の登録者となることになります。
この重要な観点はこのようにすることによって、サ高住の入居者様全員が「小規模」の登録者として、24時間、365日定額の介護サービスを受けられることが「公的に保証」されることにあります。
つまり、常陽会では、前述したように「小規模」とサ高住を計画的に隣接させて建設し、連結させていますから、一体して見れば「特養」と同じレベルの介護ができるということになります。
そもそも、「小規模」は、その成立の原点は「特養」の「改善型変形」にあると言って良いものですから、実は、常陽会のこの手法は「小規模」を「特養」に「先祖帰り」させたものと言ってさしつかえありません。
常陽会は「小規模」を「小規模」の最初の施行年度に新潟市全8区にそれぞれ1ヵ所ずつ8事業所を打ち立てましたから、「小規模」に対する思い入れは多大なものがあります。
当時、理事長の私が「小規模」を手がけることに際して、著した説明文書がありますので、参考までに提示しておきます。
※ 【名称に込められた新しい介護の“観点”】
今となっては、少し時代的な違和感はあるかも知れませんが、事業者としての、この新規事業に対する熱意と意欲が伝わってくる文章だと思います。
このようにして常陽会では、「小規模」をきなせやシリーズとして、サ高住をオードヴィーシリーズとして一体にしてこれからも運営していきたいと思っています。
このような一体運営によって、サ高住の入居者様には「公的に保証された」24時間、365日の定額サービスが提供できます。
現に、この効果によって、「小規模」もサ高住も早期に「満員」になる現象となっています。
これらのことを踏まえた上で、現状の問題点に対処することとしては、病院から退去を「迫られている」、「急性期」でない高齢者の「行き先」「居場所」を合理的に提供できることになりました。
常陽会では、介護や看護を必要とされる高齢者が、最後まで住めるサ高住の次の段階として、病院から退去される方々を無理なく受け入れられるよう、「医療と介護を連携」した、生涯のケアを提供するとして、今秋、新潟市関屋に「小規模」プラス サ高住の体制にさらに訪問看護を付加できる「複合型サービス」の場として、せきやの里を建設の予定です。
これにより、浅川氏が懸念されている終生、介護や看護を必要とされる高齢者が「漂流」しなくとも良いサ高住を運営したいと思っています。
だいぶ長くなっていますので今日はここまでとして、明日以降、なぜ、今、高齢者の「漂流」ストップなのか。なぜ、今、医療と介護の連携なのかを、きなせや関屋をモデルとして説明したいと思います。
※ 今日でこの「連載」シリーズを終えるつもりでいましたが、私が今、
多忙な時期にありますので、文書をかえりみる時間がなく、今日は特に理屈っぽい長い文章になってしまいました。
とりあえず、またまた明日の最終回を乞うご期待!
としておきます(苦笑)


「終の住処はどこに-老人漂流社会」④
常陽会の取り組みは確信的。
こうすれば「サ高住」で最後まで住み続けられる。
常陽会では、新潟市内で「特養」をモデルに小規模多機能型居宅介護、(以下「小規模」)をきなせやシリーズとして、現在12事業所を運営し、今秋にはもう2事業所を増設して、合計14事業所を運営することになっています。
また法基準の改定によって、旧高専賃(旧高齢者賃貸住宅)を2棟、サ高住(サービス付き高齢者賃貸住宅)を現在2棟、今秋にはさらにもう2棟増設し、旧高専賃、現サ高住を高齢者住宅「オードヴィーシリーズ」としてくくり合計6棟運営することになっています。
運営事業者としては、これらの数をもってすれば、現在のところ県下でも先端にあるのではないかと思っています。
さらに、常陽会の特徴はサ高住を定員16名として「小規模」の隣接に建設し、「小規模」と一体にして運営している点です。
サ高住16名プラス「小規模」の泊まり9名と合計すれば25名となり、全員がこの「小規模」の登録者となることになります。
この重要な観点はこのようにすることによって、サ高住の入居者様全員が「小規模」の登録者として、24時間、365日定額の介護サービスを受けられることが「公的に保証」されることにあります。
つまり、常陽会では、前述したように「小規模」とサ高住を計画的に隣接させて建設し、連結させていますから、一体して見れば「特養」と同じレベルの介護ができるということになります。
そもそも、「小規模」は、その成立の原点は「特養」の「改善型変形」にあると言って良いものですから、実は、常陽会のこの手法は「小規模」を「特養」に「先祖帰り」させたものと言ってさしつかえありません。
常陽会は「小規模」を「小規模」の最初の施行年度に新潟市全8区にそれぞれ1ヵ所ずつ8事業所を打ち立てましたから、「小規模」に対する思い入れは多大なものがあります。
当時、理事長の私が「小規模」を手がけることに際して、著した説明文書がありますので、参考までに提示しておきます。
※ 【名称に込められた新しい介護の“観点”】
今となっては、少し時代的な違和感はあるかも知れませんが、事業者としての、この新規事業に対する熱意と意欲が伝わってくる文章だと思います。
このようにして常陽会では、「小規模」をきなせやシリーズとして、サ高住をオードヴィーシリーズとして一体にしてこれからも運営していきたいと思っています。
このような一体運営によって、サ高住の入居者様には「公的に保証された」24時間、365日の定額サービスが提供できます。
現に、この効果によって、「小規模」もサ高住も早期に「満員」になる現象となっています。
これらのことを踏まえた上で、現状の問題点に対処することとしては、病院から退去を「迫られている」、「急性期」でない高齢者の「行き先」「居場所」を合理的に提供できることになりました。
常陽会では、介護や看護を必要とされる高齢者が、最後まで住めるサ高住の次の段階として、病院から退去される方々を無理なく受け入れられるよう、「医療と介護を連携」した、生涯のケアを提供するとして、今秋、新潟市関屋に「小規模」プラス サ高住の体制にさらに訪問看護を付加できる「複合型サービス」の場として、せきやの里を建設の予定です。
これにより、浅川氏が懸念されている終生、介護や看護を必要とされる高齢者が「漂流」しなくとも良いサ高住を運営したいと思っています。
だいぶ長くなっていますので今日はここまでとして、明日以降、なぜ、今、高齢者の「漂流」ストップなのか。なぜ、今、医療と介護の連携なのかを、きなせや関屋をモデルとして説明したいと思います。
※ 今日でこの「連載」シリーズを終えるつもりでいましたが、私が今、
多忙な時期にありますので、文書をかえりみる時間がなく、今日は特に理屈っぽい長い文章になってしまいました。
とりあえず、またまた明日の最終回を乞うご期待!
としておきます(苦笑)


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jyouyoukai2312-blog@yahoo.co.jp
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