名言至言⑨
   毎年よ彼岸の入に寒いのは


                          正岡 子規(まさおか しき)


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     Wikipediaより引用


 この句は、子規の母が子規と会話をしていて言った言葉が「おのずから句となった」と子規は言っています。
 「毎年よ」の「よ」には、子規の生まれた愛媛県松山では、このような場合、特別のアクセントがあって、「毎年のことよ」「毎年あるのは」と意味があるのだと言われます。
 子規は明治の人で俳人、歌人としてきわめて高名で、有名な門弟も数多くいました。
 「写生」を主唱し、俳句、短歌に優れた作品を残し、その後の日本文学に大きな影響を与えました。
 しかし、二十代の若さより、肺結核などを病み、死ぬまで闘病生活を送りました。
 「彼岸(ひがん)」というのは、辞書などには【春分の日、秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、その前後各三日を加えた七日間。最初の日を「入り」、最後の日を「明け」という。】とあります。
 今年の彼岸の中日(春分の日)は、明日20日です。
 確かに今年もその2~3日前くらいには、日本中、寒い日がありました。
 私は、毎年この時期になると決まって、この子規の句を思い出し、口ずさんでいます。
 私にとっては、まさに名言至言です(笑)


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     Wikipediaより引用 松山市 『道後温泉本館』 別名・愛称:坊っちゃん湯



 

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