本屋で本に会う


 私はヒマな時間ができると本屋へ行きます。

 なるべく大型の本屋へです。

 それは、まだ知らない本に会うためです。

 友人を探しに街にいくような気持ちです。

 大型の本屋へ行くのは、たくさんの本がそこに待っていてくれている

ような気がするからです。

 じっと本棚を見て回ると、必ず私に話しかけてくる本があります。

 その中から私が気に入った本を手にとって覗いてみます。

 そこで 「相思相愛」 になった本を買います。

 一度、「お見合い」 に行ったら、2、3冊あるいはそれ以上の本を買う

ことが多いです。

 でも、買ってきた全部の本を必ず読むわけではありません。

 全部は読めなくとも1冊や2冊は読めます。

 10冊買って、1冊でも2冊でも読めば買わなかったよりはマシだと考

えます。

 なぜならば、10冊買わなかったら、1冊も読んではいないからです。

 このようにして、本屋へ行っていると、今まで、たくさんの本との出

会いがありました。

 本は、一生の友達になったり、先生になってくれたりします。

 例えば、一生の友達になってくれた本は、「週刊 地球旅行 全100

冊」(講談社)。

 また例えば、一生の先生になる人を教えてくれたのは文庫本 「戦後

の短歌」 (清水正二編)です。

 「戦後の短歌」 は高校2年生の時に古町の北光社で出会いました。

 その本の中で見つけた 「宮柊二」 は、以来 数十年にわたり私の

「信奉」 の対象となりました。



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