「都市の空気は人を若くする」
        (人は人によって癒される)



 この言葉は私が2003年(平成15年)に新潟駅前に13階建て 「高齢

者全対応型マンション」 と銘打って、全63戸を分譲した時に販売パン

フレットのメインのキャッチコピーに使用したものです。

 このマンションは、その他に45人分の介護付有料老人ホーム(特定

施設入居者生活介護)が2階から4階部分に同居しています。

 当時からして、高齢者向け分譲マンションは珍しく、特に不動産業者

が分譲するものとしては出色のものでした。

 その建設に当って、私は新潟県内に1万通、県外の、特に東京方面

に1万通のアンケート調査をして、この手のマンションの市場の規模、

動向を探りました。

 その時の重要な一つの観点は、高齢期の方々はその最終生活地

(終のすみか)として、自然の豊かな所(例えば月岡温泉のようなとこ

ろ)を取るのか、それとも、大勢の人たちが交流する都市部(例えば

新潟駅前のようなところ)を選ぶのか、という点でした。

 その時のアンケート結果は、結局半々であったように思います。

 ただ、私は不動産業者としての着目からして、やはり、都市部に建

てるべきであると結論を出しました。(もし、売れなかった時に 「敗戦

処分」 としては都市部が勝るからです)

 いろいろ事前に研究したのが奏功したのか、販売成績としては上々

でした。

 ほとんど全戸室が建設完成前に販売できました。

 好評のうちの販売中にますます感じたことは、人は人の交流する場

所が好きなんだなぁ、ということでした。

 きっと人は人によってこそ癒されるのだと思いました。

 あれから約10年、今 介護の現場は街中にあるとして、住み慣れた

その人の人的、環境的価値を大切にとされるに至っています。

 このことは、大まかな結論として、人は人にこそ癒されるのだという

ことだと思うのです。



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