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2012.05.10
「あなたは誰から介護を受けたいですか?」
「あなたは誰から介護を受けたいですか?」
「あなたは誰から介護を受けたいですか?」
「あなたの介護は誰がするでしょうか?」
この2つの問は似ていますが、微妙にニュアンスが違うようです。
さらに、
「あなたの介護は誰がすることになるでしょうか?」
と問うたらどうなるでしょうか。
以上のような問いかけは、昨日の私のブログで書いた、10年前の
「アンケート」にもありました。
そこで、私が感じたことは、10年前の時点では世代的な違いがはっ
きりしていたことでした。
まず、私を含めた戦後の、いわゆる団塊の世代とされる昭和22年
~25年くらいの生まれの人たちを境にして、考え方が全くと言ってい
いほど違います。
①団塊以前の人たち
親の介護は子供がするのは当然であるし、長男の妻は一家の
嫁なので、長男の妻が会社に勤めているのなら、そこを辞めて
までもまず、するべきである。
②団塊の世代の人たち
親の介護はしようと思うし、しなければならないとも思うが、自分
の介護は、子供や子供の妻からしてもらおうとは思わない。
③団塊の世代以降の人たち、というより団塊世代の2世、
ジュニアの人たち
親の介護はできないし、無理でしょう。
どうぞ、親は自分達の資産は消費しても良いから(遺産など残さ
なくても良いから)自分達のことは自分達でやって、子供の私た
ちに「負債」を回さないでほしい。
ということです。
以上のことは10年前の「情勢」でした。
その証拠的な文献として、
「母に襁褓をあてるとき――介護闘いの日々」
舛添要一著 1998年刊
※【襁褓(むつき)とはおしめのことです】
この本の中で舛添氏は家族介護の葛藤からか、家族介護の
限界を感じて「介護はプロの手で」と書いています。
「私、親の介護はできそうもありません
-あなたも親も救われる55の知恵」
池田武史著 2000年刊
※この本の中で池田氏は、介護が「愛情」だけでなされることに
「重さ」を感じて、介護の「作業」の「換金」性を指摘したものと
も評価され、介護保険導入の時代を先読みしたというべき内
容でしょうか。
「そうです、介護はお金で買うんです」と書いています。
介護に対する考えは時代によって変わります。
さて、現時点ではどんな「情勢」なのでしょうか。
この問題の「情勢」の変化には、2000年を境にして、同年に発足し
た「介護保険」が大きく影響を及ぼしてくることになると思います。
明日は、この 「介護保険」 のことに触れてみましょう。
「あなたは誰から介護を受けたいですか?」
「あなたの介護は誰がするでしょうか?」
この2つの問は似ていますが、微妙にニュアンスが違うようです。
さらに、
「あなたの介護は誰がすることになるでしょうか?」
と問うたらどうなるでしょうか。
以上のような問いかけは、昨日の私のブログで書いた、10年前の
「アンケート」にもありました。
そこで、私が感じたことは、10年前の時点では世代的な違いがはっ
きりしていたことでした。
まず、私を含めた戦後の、いわゆる団塊の世代とされる昭和22年
~25年くらいの生まれの人たちを境にして、考え方が全くと言ってい
いほど違います。
①団塊以前の人たち
親の介護は子供がするのは当然であるし、長男の妻は一家の
嫁なので、長男の妻が会社に勤めているのなら、そこを辞めて
までもまず、するべきである。
②団塊の世代の人たち
親の介護はしようと思うし、しなければならないとも思うが、自分
の介護は、子供や子供の妻からしてもらおうとは思わない。
③団塊の世代以降の人たち、というより団塊世代の2世、
ジュニアの人たち
親の介護はできないし、無理でしょう。
どうぞ、親は自分達の資産は消費しても良いから(遺産など残さ
なくても良いから)自分達のことは自分達でやって、子供の私た
ちに「負債」を回さないでほしい。
ということです。
以上のことは10年前の「情勢」でした。
その証拠的な文献として、
「母に襁褓をあてるとき――介護闘いの日々」
舛添要一著 1998年刊
※【襁褓(むつき)とはおしめのことです】
この本の中で舛添氏は家族介護の葛藤からか、家族介護の
限界を感じて「介護はプロの手で」と書いています。
「私、親の介護はできそうもありません
-あなたも親も救われる55の知恵」
池田武史著 2000年刊
※この本の中で池田氏は、介護が「愛情」だけでなされることに
「重さ」を感じて、介護の「作業」の「換金」性を指摘したものと
も評価され、介護保険導入の時代を先読みしたというべき内
容でしょうか。
「そうです、介護はお金で買うんです」と書いています。
介護に対する考えは時代によって変わります。
さて、現時点ではどんな「情勢」なのでしょうか。
この問題の「情勢」の変化には、2000年を境にして、同年に発足し
た「介護保険」が大きく影響を及ぼしてくることになると思います。
明日は、この 「介護保険」 のことに触れてみましょう。
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jyouyoukai2312-blog@yahoo.co.jp
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