世界物語42
 王朝の盛衰 仏像の受難 -アユタヤ遺跡



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    アユタヤ遺跡

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    現在に首の残った仏像

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    過去に首を切られた仏像


 タイに旅行して、バンコクに滞在するとたいていは、その一日をアユタヤ観光にあてられます。
 バンコクから北の75kの地点にありますから、一日ツアーとして時間的にも見どころとしても最適だからです。
 タイの歴史の一時期、1350年から1750年くらいの間、「アユタヤ王朝」が栄えました。日本で言うなら、室町時代の中期から江戸時代の中期くらいの400年間くらいです。
「盛」があれば「衰」があるのが歴史の常です。
 アユタヤ王朝は当時のビルマ軍の侵攻によって、その文化の象徴たる仏塔などが破壊されたそうです。その時、仏像の頭が切り落とされたりしたということです。
 また、後年、近代になってからも欧米人がやって来て、めずらしい仏像に興味を持ち、頭だけを切り取って本国に持ち帰ったことも多かったそうです。仏像全体は重くて大きいので、頭部だけを持って行ったのだそうです。
 そんな受難に遇った頭部のひとつが、一時期 木の根元の枝の間に置かれたものでしょうか。写真のように、木にはさまれたまま、今日に残っています。
 旅行に行くとさまざまなものを見せてもらうことになります。
 思わず合掌します。


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    木にはさまれて残っている首だけの仏像

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