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世界物語(51) バリ島
  イルカウォッチングから逃げ帰った私


    1

 もう、昔になってしまいましたが(関空が開業した頃)私は夫婦でバリ島へ旅行した時がありました。
 関空-新潟便がありました。
 新幹線や電車に乗って、東京、成田まで行かなくても良くなったので当時、開設したばかりの関空を使用しました。関空からはバリ島のデンパサールまで直行でした。

 バリ島は西側の海と東側の海があって、日本海側と太平洋側くらい海の環境が違うようです。
 東側の海はおだやかで、レジャー向きになっています。バナナボートやパラセーリングなどで賑わっていました。
 私たち夫婦は、イルカウォッチングツアーに参加しました。1人7,000円くらいだったかもしれません。
 行って見ると他の参加者は誰もいなくて、私たち夫婦2人だけでした。でも、舟を出して出発してくれることになりました。

  2

 イルカは外洋にいるというので出発地点のヌサドゥアビーチが見えなくなるくらい沖にでました。
 沖(外洋)に出ると海の色が暗い群青になります。波も高く、うねりも大きく、風も強く、行くにしたがって不安になってきました。
 舟はレジャーボートのような小さな舟なのです。私たち夫婦と、ガイドと操縦士の4人だけです。
 行けども行けどもイルカはいません。もう少しもう少しとガイドは せっかく日本から来た私たちにイルカを見せてあげようという親切心と 必ずいるはずだという確信からか、沖へ沖へと舟を進めます。
 陸育ちで典型的な農耕民族の私は、とっても不安になってきました。
 そして、とうとう私はガイドに「もういいから岸へ帰ろう」といいました。ガイドは「もう少し行けばイルカは見つかります」などと言って、まだまだ先へ行く気です。
 イルカだって生き物ですから、必ずその日そこにいるとは限らないということは聞いていました。
 私はついに、ガイドに、もう怖くなったので帰るように頼みました。高所恐怖症の人が高いところで怖くなるような現象だったのでしょう。
 ついに、ガイドさんも残念そうにして舟を帰る方向に向けてくれました。舟は無事にヌサドゥアビーチに帰りました。
 私は、沖では「生きたここち」がしなかったので、イルカを見ることは叶いませんでしたが、それが惜しくはないくらい安堵したものでした。
 今、そんなことを思い出しました。




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