新じゃが “おいしい食べ方”

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 今、畑では、じゃがいもの花が盛りです。

 じゃがいもの花は、目立たないせいか、あまり話題にはなりません

が、しっかり者の娘といった感じで、清楚で無垢(むく:けがれがなく純

真なこと)な花房です。

 でもこれが、広い畑に集団で咲くと、壮観な見応えがあります。

 そこで昨日は、そんなじゃがいもの花を撮りたいと、畑道を車で走っ

て探したのですが、なかなか良い場所がありません。

 昔はこの辺りは、じゃがいもの産地だったのですが、今は、農家が

少なくなって、農業と呼べるほどの作物づくりではなくなっています。

 そのため、まず、じゃがいもの「作り」が悪いのです。昔に比べたら

「良いでき」のものはありません。そして、大きな畑でもありません。

 お年寄りの人たちが、わが家で食べる分を作っているだけのようで
 
す。

 だから、「できの良い」立派なじゃがいもの「木」と花を撮ろうとアチコ

チ探したのですが、仕方なしに、そこそこのものを撮って来ました。

 新じゃががとれると、旧じゃが(昨年とって一冬保存していたもの)と

は、比べものにならないくらい、おいしかったものでした。

 まず、皮を包丁で剥いたりしません。少し背の高い桶に水とじゃがい

もを入れて、洗濯板のような板で、桶の中でゴシゴシと、いもといもが

ぶつかって皮が剥けるように、半円を描くように回したり戻したりして

洗います。

 すると表面の渋皮だけがペロリと取れて、ツルツルのいもの美しい

肌が表れます。

 これを大なべに煮て、その後に水を切って、また火にかけて水分を

抜いて、カラカラのポクポクにします。

 これに合うじゃがいもは、決して大きないもではなく、小さなゴルフボ

ールくらいの大きさのいもの方が適しています。

 つまり、「クズいも」でも良いのです。新じゃがの時には「クズいも」で

も、いや「クズいも」の方がおいしいのです。
 
 調理というものでもなく、当時は塩を振っただけのものでした。

 今だったら、マヨネーズだのバターだのそれ相応のドレッシングなど

で食べたらおいしいでしょう。

 家庭にお菓子など無かった時代、子供ごころにとてもおいしく、ご飯

前に食べると新じゃがだけでおなかいっぱいになってしまい、夕食が

食べられなくなったほどでした。

 現在では、もう、こんな新じゃがの食べ方は忘れられたようです。

 それこそ「昔 操(と)った杵柄(きねづか)」でご入居様、ご利用者様と

「いも祭」でも開催したら、「すばらしい!」とみなさんから称賛されるよ

うな気がします。

 ところで新潟の人はおいしいものがたくさんあって、恵まれています

よね。

 おいしい新じゃががあれば、これだけでご飯なんかいらないと言う

し、おいしいコシヒカリご飯があれば、これだけでおかずはいらないと

言うし、じゃあ、両方あったらどっちを食べようかと悩んでしまっ

て・・・?

 でも両方とも食べますよね、新潟のみなさんは食欲旺盛だか

ら・・・(笑)



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