職員との意見交換 
        ・・・「残業」したら必ず「申請」を
 


 先日、ある施設の職員の人たちが5人ほど、理事長の私のところへ

やって来て、その施設の問題点をいくつか訴えるということがありまし

た。

 理事長の私はいつでも職員の人たちと直接話し合うことを「歓迎」し

ています。

 と、いうのは、法人トップの理事長と一般職員とは現実的には「疎

遠」の関係にあるからです。

 しかし、理想として私はそれを良しとは思っていません。

 「雇用関係」は必ず法人代表の理事長とすべての職員とは「直接」

「対等に」契約をしているからです。

 私は理事長として、「施設長会議」を毎週月曜日に開いていますが、

そこでも言っています。

 理事長がいちいち職員と親しく会話を持つべきであるが、それが

現実的にはなかなか難しいので、理事長の替わりとして、施設長を

「遣(つか)わして」いる。

 施設長は各職員の「幸せ」を念頭に職員を処遇してほしい。

 常陽会はまだ成立年数の浅い「幼い」集団なので、施設長や職員に

もし迷うことがあれば、なんでもトップたる理事長に判断を求めて欲し

い。

 すべてのことになるべく「即答」をしたいと思うから、と。

 ここで私が気になったのは、残業のことについてです。

 職員が言うには、「施設長は暗に余計な残業の申請をなるべくしな

いで欲しい」という意向を示している・・・・・というものです。

 これは、私にはにわかには信じられないことでしたが。

 果たして、このようなことがあるのか、ないのかは諮問する必要もな

しとして、理事長として「即答」しますと、職員の何人(なんびと)も残業

をしたら、そのまま「申請」して欲しいということです。(もちろん、残業

は上司の命令によって行われるものとしても)

 その上で、残業時間がとても多いとわかれば、それはそれとして対

策をたてるべきものだと思います。(残業は「するな」と言っているもの

ではありません。必要なものはやって、ちゃんと「申請してください」と

いうことなのです。)

 過去にリバーサイド輝のデイサービスではこのようなことがありまし

た。

 利用が少ない初期の時期なのに残業が多く、日中のデイサービス

なのに夜の20時~21時に職員がようやく帰宅しているというのです。

 調査した結果、そのひとつの理由として、「おしぼり作り」で時間がか

かっているというのです。

 私はすぐに指示を出しました。

 「おしぼり」は施設では作らず、「おしぼり屋さん」に外注するように

と。

 「おしぼり」は職員が残業してまで作るほど生産性のある仕事では

ありません。

 また、私の経営する別のお米の会社では、配達職員がどうやっても

19時前には、お客様達の都合で帰れないと言うので、それを解消す

るために、配達部門だけ、終業を19時にして、従って始業を午前10時

にしたことがありました。
 
 つまり、いつも忙しい夕方の時間を1時間伸ばし、出番の少ない午

前の早い時間を1時間カットしたのです。

 ともかく、いずれの職員も家庭人として、原則的には20時ころには

一家で夕食を食べて欲しいものです。

 重ねて言います。

 合理的に工夫をして「火急」でない残業は解消するよう、努力しま

しょう。

 その前にすべての残業は「申請」してください。

 そうはいかない理由があったなら、どうぞ理事長に具体的に相談し

てください。

 必ず「即答」したいと思います。

 組織の意志伝達は人間の体内の機能の活動に例えられます。

 例えば、理事長としての「脳」はどんな末端の「細胞」ともつながって

いなければなりません。

 急速に体が肥大化した時などには、血液の流れが悪くなると言いま

すが、仮にそのような時としても、 決して、常陽会は「大男 総身に知

恵が回りかね」の程(てい)に陥(おちい)ってはならないと思います。



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