噂はとかく大きくなる 
  ・・・いつの間にか私が伝説の「大酒豪」に
 


 昨日は東京に来て、久しぶりに数人の人たちとお酒を飲んで旧交を

温め合いました。

 私は以前、不動産業界の新潟県の役員をしていました。

 各県から、同じようにして役員が集まって来て、全国の業界団体が

形成されています。

 昨夜はその「OB会」だったわけです。

 さて、ここで私の「酒豪話」がまた出ました。

 私は別に自分では酒が好きだと「自認」してはいますが、「酒豪」とま

では思っていません。

 ところが、皆さんは思っているようです。

 それは、このようなことがあったからです。

 もう10年くらい前のある時、全国業界の役員のうち7~8名で会議の

後で、小料理屋さんで「懇親会」をやりました。

 その席で、私と福岡県の役員の方(Aさん)と並んで座りました。

 Aさんは私が新潟県なので、私に合わせるようにしたのでしょう。

 「志田さん、この店には新潟の〆張鶴があるのですよ。二人でお燗

で飲みませんか」と言われました。

 「お燗で」と言われたところで私は、Aさんは、きっとなかなかの酒飲

みだなと予想しました。

 二人で飲むうちに一升がなくなりましたが、と店の仲居さんが言いま

した。

 じゃあ、もう一本、ということになりました。

 二人で歓談して飲み進めます。

 他の人たちは焼酎やビールなどを飲んでいて、日本酒をお燗で飲ん

でいるのは私とAさんの二人だけです。

 懇親会が終わるころ、二本目の〆張鶴もなくなりましたので、

「じゃあ」と言って、会の散会と同時に私もAさんもそれぞれホテルに

帰りました。

 ところがその後、噂は広がっていたようです。

 その後、業界の他県の役員に会うと、

 「志田さん、この間はAさんと飲んで日本酒二升が足りなかったんだ

って?」

 その次には、また他県の役員から言われます。

 「志田さん、Aさんと三升飲んだんだって?」

 その次には、

 「三升が足りなかったんだって?」

 ついには業界 会長がある宴会の大勢の席上の冒頭あいさつで、

「みなさんの中には二人で三升も飲むというお酒好きがおられるよう

ですが・・・」、と「紹介」されてしまったのです。

 もうこれが業界の「定説」になってしまって、昨夜はこれが懐かしい

「伝説」として、また話題になりました。

 とかく、噂は大きくなるものです。

 今では私は「そんな若いときもありましたかねぇ」っていう風に涼しい

顔で聞き流しています。

 でも、先程の全国会長は70歳は過ぎていらっしゃいますが、お若い

時から「花柳界」に通じてこられたらしく、私によく言いました。

 「年をとると、もう酒も女も二合(号)までだよ」って。

 功なり名を遂げた人の言葉っていいですね(笑)



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