『パスモの掟(おきて)』 
      ・・・迷宮のミステリー 私は今どこに?
 

パスモ
                                        (これが私のパスモです)
  
 私は以前、よく東京に行っていました。

 そこで、電車の乗り降りなどに便利な「パスモ」を持っています。

 パスモはプリペイド式の電車切符ですから、多くの人たちが便利に

使っています。

 ところが、ある日突然、私のパスモが使えなくなったのです。

 改札でいつものようにかざして入ろうとすると、「使用できません」と

拒否されてしまうのです。

 私には理由はわかりませんから、その時は一応、切符を買い直して

入場します。

 その次も、今度はいいかなって、(まるで機械のご機嫌によって諾否

(だくひ)があるかのように思っていたみたいですね(笑))また、入

場の折、かざしてみます。

 また拒否です。

 時々、所々の駅で3~4回くらい試してみましたが、一度も通過させ

てもらえません。

 型式や規則が変わったのでしょうか。

 また2~3千円分はお金が入っているはずなのに、と思い、ある日つ

いに「意を決して」?駅員さんに聞いてみました。

 すると駅員さんは私のパスモを機械の診断にかけて、こう言いま

す。
 「ああ、このパスモは今、○○駅の中にいますね。これを使うには○○

駅から出さなければなりません。」

 ??私は聞き返します。

 「それでは、今 僕がここであなたに、そこから出してくれるように、お

願いしたら、僕のパスモはそこから出られるのでしょうか?」

 「ええ、そうですよ。それでは、今出してあげましょうか?」

 「助かります、ぜひ出してください。」

 「いいですよ。」

 と、その駅員さんは、見ていると、どこか機械のボタンを押したよう

です。

 そして、私に言いました。

 「はい、これで○○駅を出ることができました。これで自由になりました

から、これからはいつでも使えますよ。」

 「ありがとうございました。これで助かりました。」

 と言って私はパスモを押しいただくようにして、深々と頭を下げたの

でした。

 後で、「罪」を悔いるようにして事件を考えてみたのですが・・・。

 私は、ある日、パスモでJRのある駅から入場して、○○駅に行きまし

た。
 ところが私は○○駅の中で、次の目的地行きの切符を買うか、あらか

じめ持っていた切符で○○駅から次の目的地に行き、パスモを使わ

ず、○○駅から手中にした切符を使って降りた(退場した)ということ

です。

 そのため、私のパスモは○○駅から退場しないまま、○○駅に滞在して

いたことになっていたのです。

 私のパスモはその間、じっと○○駅の中で閉じ込められていたことに

なります。

 その日、ようやくパスモの主人の私が捜索願いをJRに提出し、駅員

さんが捜査してくれたおかげで私のパスモは解放され、また、この社

会で主人の私のために活躍できるようになったということです。

 ほんとに私は何も知らずに、パスモを閉じ込めたまま、苦労をかけ

ていました、ゴメンね、ということでしょうか(笑)



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